「?視界に入った瞬間、恋が確定する顔面?」
“これは癒しの時間”
そう言い聞かせているのに、
なぜか最初から胸の奥が落ち着かない。
穏やかな表情、丁寧な距離感。
一線は守っているはずなのに、
近づくたび、その境界が曖昧になっていく。
触れ方は優しい。
でも、逃げ道を塞ぐような密着と、
耳元に残る気配が、
「踏み込んではいけない」と分かっている理性を揺らす。
安心していいはずなのに、
心のどこかで期待してしまう自分に気づく瞬間──
それが、いとさんの一番危険なところ。
清楚で、上品で、間違いなく癒し。
それなのに、
終わったあとも頭から離れない“余韻”が残る。
聖母マリアのような存在感?
知らなければよかった。
でも、一度知ったら戻れない。
静かで甘い、禁断の時間。